障害基礎年金2級の決定により、年間78万円が受給となったケース
【傷病名】 | 非代償性肝硬変 |
【年代性別】 | 60代女性 |
【決定等級、受給決定額】 | 障害基礎年金2級 年間78万円との受給が決定となりました。 |
相談までの経緯
最初にご相談頂いた際は、「人工関節の手術をし、肢体に不自由が生じたため手続きを検討したい」とのことでした。人工関節の場合、障害厚生年金3級の可能性が考えられます。しかしご相談者様はご結婚後、ずっと国民年金の被保険者であったため、人工関節のみでは申請できませんでした。更に詳細に生活についてヒアリングしたところ、「実は肝臓も悪く、病院に通っていて大変だ」というお話が出ました。検査数値の資料を見せて頂いたところ、障害基礎年金2級に該当の可能性が考えられたため、肝臓疾患による障害年金申請をおすすめし、契約となりました。
手続きについて
ご相談者様は肝臓のほかに持病を複数お持ちで、多くの病院の、多くの科を行き来していたため、記憶をたどることが非常に困難でした。思い出して頂いた病院へ一件一件電話し、カルテの歴を辿ったところ、最終的に現在かかっておられる病院へ、実は一番最初にかかったということが判明しました。初診の病院と、現在の病院が同じ場合、受診状況等証明書を作成する必要が無いため、現在の病院からの診断書1枚で申請手続きを行うという、非常にシンプルな手続きとなりました。
結果
障害厚生年2級の結果、年間78万円が受給決定となりました。
もともと人工関節の件でご相談頂いておりましたが、今回のケースのように別の持病によって障害年金が受給できる可能性があります。複数の病気でお悩みの方は、多くの病院に通っており病歴が複雑なケースがあります。
事後重症請求の場合、申請が遅れる分支給もありませんので、お一人で悩まれる前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。